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映画と涙とカタルシス効果

こんにちは!米川です(*´▽`*)

 

10月に入り秋らしくなって来たかな∼?

と、思いきや、

結構半袖が必要な日も多いですね^^;

 

 

まだ予防策は緩められませんが、

新型コロナウイルスの新規感染者も減りつつある今、

 

少しずつ行動範囲が広がって行ける様に

世の中が変わって来た事、

 

背景に医療従事者の膨大な労苦が

あったからこその状況を感謝せざるを得ません💐

 

 

 

そんな恩恵を受けて…★

 

先日の定休日は、

患者さんがお勧めしてくれた、

ムロツヨシの初主演映画🎬🌟

 

『マイ・ダディ』観て来ました~(´艸`*)

 

 

ガソリンスタンドでバイトをしながら、

男手一つで難しいお年頃な高校生の娘を育てつつ、

小さな教会の牧師を務める男を演じるのがムロツヨシ⛪️🌟

 

 

 

牧師や信徒がよく言われそうな台詞も出て来て

「あるある〜笑」と思ったり、

 

この主人公役にピッタリ合った名演技、

心境がヒシヒシ伝わって来る泣きシーンに、

結構早い段階から一緒に涙…( ;∀;)💦

 

 

あまり言うとネタバレになっちゃうからアレなんですが、

ちょいとエピソードから引っ張って来ると…。

 

 

ムロさん演じる主人公御堂一男牧師の

ある日のメッセージから…、

 

「…“汝の敵を愛せよ”と言うのは、

神様は私達も私達が敵と思う様な人をも、

変わらずに愛して下さっているからです。ー…」

 

 

キリスト教会の神様は、

”愛”の象徴である訳なので、

この様なメッセージが語られる訳なのですが、

 

実際のリアルな生活の中では、

牧師であっても、信徒であっても、

 

「神様を信じているのに

なんでこんな事が起こるのだろう…!」

 

と、思う様な、

何も信じられなくなる事も屡々ある。

 

 

そう、この映画でも、

一時たりとも神様を疑わず祈り続けていたいと思うけれども、

実際ホンネでは難しい状況が起こってしまう。。

 

 

それでも、

大切なものを守る為の原動力で、

ひたすらに必死に行動をし続ける一男(ムロさん)、

 

かっこ悪くても、情けなくても、

振り回されてても、

やらかしちゃっても…

 

その精一杯の姿を通して、

初めちょっとバカにしていた様な

人達の心が変えられ、動かされて行くという…。

 

人間視点で考えるなら、

牧師であるにも関わらず本心では神様を、

愛を信じられなくなるなんて

 

”ダメ牧師”とか言われて当然かも知れない。

 

 

 

でもここは…、

 

この状況さえご計画の内…という、

”神様の視点”から考えると、

 

大きな悲しみを感じる出来事から、

人の弱さも、かっこ悪さも曝け出され、

 

そのままの姿を通して、

共感が生まれ、

 

変わらなそうだった人達の心が

変えられて行くという大きな流れがある。

 

 

大きな悲しみというのは、

その時は辛くて辛くて、

耐えられるなんて考えられない、

 

けれども、 結局はその出来事を通して、

人との距離感がもっと真実に近づき、

深い、思い合える関係性が広がって行くのだ…✨

 

 

『どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。

何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、

求めているものを神に打ち明けなさい。

そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、

あなたがたの心と考えとを

キリスト・イエスによって守るでしょう。』‭

(フィリピの信徒への手紙‬ ‭4:6-7‬ ‭新共同訳‬‬)

 

主人公御堂一男が、

かなり厳しい心境に追いやられた時、

長い沈黙の後に講読した聖書の一節。📖♰

 

 

 

余談ですが、

私の看護師だった祖母はクリスチャンで、

この箇所を座右の銘の様によく語ってくれました。

 

 

…”あらゆる人知を超えた神の平安が”…

 

人の想像出来る理想を超えた、

神様のご計画というものは、

一時的には苦しくて辛い所を通す。

 

 

けれども、

そこを通して人の想像を遥かに超えた、

人の真実な思いやりが…、

 

真実の”愛”が広がって行くという、

 

正に”神の平和”のご計画があるのだ🌈✨

 

 

ー…実は、これを観に行く前日に、

 

未だに来ている一時期は結婚まで考えていた

私の元彼が施術を受けに来ていた。

 

散々色々な事があって、

それでも施術を通して、

身体が感じていたこの人なりの苦悩を知り、

 

段々と許せる様になっていたのに、

 

 

その日、

新たに分かったこの元彼の潜在意識は、

あの当時、薄々感じていたけど、

 

受け入れたくなくなかった事で…、

 

もしそうであっても私が頑張れば、

この人は変わってくれるかも知れない…と、

盲目に、自分を卑下する様な事をしていた。。

 

 

けれども、

やっぱりあの時あいつの心は、

私を本当の意味で愛していなんかいなかった事がよく分かった。

 

 

…もう随分長くなってしまったので、

様々な元彼クズエピソードは割愛しますが(笑)

 

 

大分昔に終わった事とは言え、

今は本当に私の事を思ってくれて、

愛してくれる旦那さんが与えられているにも関わらず…、

 

あの時の自分が情けなくて、悔しくて、

殺意さえ感じる気持ちが大きくなってしまい、

良くなっていた最近の抜け毛がまた再開するという残念さ…。

 

 

そんな時に観に行けた映画がこの映画だった訳で、

このムロツヨシの演じる姿を通して、

 

この映画で登場する重要な人物のクズ男(笑)

とのエピソードを通して、

 

人間の頑張って出来る“汝の敵を愛せよ”の美談ではない、

人の飾らない弱さや葛藤する姿を通して、

励まされて行き…、

 

ムロさんと一緒に、

マスクがビショビショになるまで号泣(:_;)

 

(こんな日に限ってハンカチを忘れるという…w!

マスクの新しい活用法を知った時でした(笑))

 

 

これが思いもよらず心の浄化に繋がった様で、

ピリピリに張り詰めていた頭皮の緊張が解け、

 

ネガティブな感情に

頭の大半を占められていた感覚から、

解放されて行った訳なのです。

 

 

この様に、心のモヤモヤを解放して

スッキリさせる状態、

精神の浄化作用の事を

 

カタルシス効果

 

というのです(*´ω`*)♪

 

 

 

はい、という訳で…★

愛の源である神様は、

この映画も、私のリアルストーリーも、

 

最善に導いて下さったんだなぁ…

という事を改めて気付かされ、

 

(あの元彼と結婚していたら、

とんでもない日々だったでしょうから…(´ー`))

 

”敵”だと思った人をも「愛せる様に…」と言ったら、

正直、良く言い過ぎなんだけど(笑)

 

 

”愛”の対比の引き立て訳として、

立てられたんだなぁ…と感じると、

 

やっぱり神様は、人知を遥かに超えて、

時間も人も、リアルもフィクションも、

 

全てを超えて、

 

”耐えられない試練は合わせず”

 

”耐えられる様に、

脱出の道も備えて下さる”

 

 

…と言う事を、

 

再確認する機会を与えられた様でした…(´-`*)

 

 

 

ムロツヨシファンの方は勿論♪

親子の愛、信頼、人の飾らない姿、

様々な試練と現実に苦しむ方々…

 

そこには確かに愛があったし、

愛しかなかった…(;_:)

 

 

気になる方は是非お勧め映画です!!✨

 

 

また…★

エンディングで流れる主題歌、

『それは愛なんだぜ!』(カーリングシトーンズ)

 

この曲もピッタリで良かったですね~✨(*´ω`*)

 

 

個人的に、

最近感受性が豊か過ぎているのか(笑)

今までで一番泣いた映画だった訳なのです。

 

 

 

それでは今回はこの辺で☆彡

 

 

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