ゴッホ展に行って来ました☆彡
こんにちは!米川でです(*´▽`*)
またもや少しバタバタしている内に、
あっという間に11月も数日経ってしまいました!
新型コロナウイルスの新規感染者の数は、
大分減った状態で安定して来ている様ですので、
本当に感謝な事です。✨
そんな中、先週は衆議院選がありましたね、
私は期日前投票に行って来ました。
今回は事前に自分の考えがどの政党と合うのか、
各テーマの質問に答えて導きだすサイトで
チェックしてから選択してみた結果、
今の日本の問題を各党が
どう考えているのかよく分かりましたし、
普段自分の生活で手一杯な事もありましたが、
余り考えていなかったテーマを
考えるキッカケとなる良き時でした(´ー`)
改めて感じましたが、
この国が今後何を選択して行くかが、
自分達の生活で困難と感じている事が、
良き方向に変わる希望に繋がる訳だから、
それぞれが、この国の行き先に重きを置く、
本当に基本的な事だけれども、
ここから平和は始まるだなあ…と。
何はともあれ結果は出ましたので、
少しでも多くの方が
心身共に健康で、安全に暮らせる日本へと
進んで行きます様に祈るばかりです🌱✨
はい!
という事で前置きが長くなりましたが(笑)
10月は定休日である火曜日に
『ゴッホ展』
行って来ました~(*^-^*)
お陰様で緊急事態宣言も明けましたし、
美術館は事前にネットで時間予約制★
久しぶりに上野まで遠征する事が出来ました♪
上野駅も久しぶり過ぎて、
「こんな出口あったっけ⁇((ーー;)」
と、少々混乱しましたが無事目的地へ到着☆
この日は少し雨も降っていたのですが、
さすがゴッホ!✨
平日日中、予約制であるはずなのですが、
結構人が集まり、予約時間待ちの方々が
今か今かと待ちわびている様子!
少し解説を入れますと、今回のゴッホ展は、
”響き合う魂 ヘレーネとフィンセント”
というサブタイトルが付いています(´ー`)
世界的に有名で知らない人は、
ほぼ居ないであろう絶大な人気を誇る
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)
そしてゴッホが亡くなった17年後辺りから、
絵画によって心の満たしを感じる様になった
ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)は、
実業家の夫の支えの元、近代絵画の収集を始め、
11.000点を超える作品を入手して行く事になる。
特にゴッホの絵画には、
深い精神性や人間性を感じ、
まだ世間的には評価途上だった彼の作品を
高く評価し買い集めるという、
ゴッホが今の様に有名になる迄の為の
重要人物である訳です☆
彼女は1908年からおよそ20年間、
積極的に数多くのファン・ゴッホ作品を集め、
世界最大の収集家となり 長年の夢であった
クレラー=ミュラー美術館を開館、
その翌年に70歳で永眠。
ゴッホの作品を伝える事に
人生を賭けた様な方でした。
本展では、
そんなクレラー=ミュラー美術館から
選りすぐりのゴッホ油彩画28点と、
素描・版画20点を展示☆
また、ミレー、ルノワール等、
当時の芸術家達20点の作品も併せ、
彼女のコレクションが紹介されておりました。
色々と感じる事は多かったですが、
個人的に感じたポイントを3つに纏めると…☆
①ゴッホの絵画に懸ける思い
ゴッホのエピソードに関しては、
”耳切り事件”とか、
自ら胸を銃で撃ち、最後を迎えた…など(>_<)
結構激しめのエピソードがある事は、
多くの方が聞いた事がある話かと思います。
私も、他と言ったら日本の浮世絵が好きで、
葛飾北斎ファンだった事くらいしか
存じ上げなかったのですが、
彼の人生の中で画家として集中して描いていたのは、
27歳~37歳、僅か10年間だったのです(⊙ˍ⊙)
今回のゴッホ展では数行でしか
紹介されておりませんでしたが、
彼のお父様はオランダ改革派の牧師だったそうで、
(お住まいの地域はカトリックが多く、村の少数派)
ゴッホは叔父さんの助力で
画商グーピル商会へ就職していたのだが、
次第に金儲けだけを追求する画商の仕事に嫌気がさし、
その頃イギリスの著名な牧師の説教や、
数々のキリスト教系書籍を読み深め、
次第に伝道師になりたいという希望を持つ様になり、
牧師である父からは、
7∼8年勉強が(当時の)聖職者には
必要だから無理!…と、説得を受けたのですが、
その間も、言われた仕事は果たすものの、
暇を見つけては聖書を英語仏語独語に翻訳したり、
日曜日には様々な教会に行ったりなど、
益々聖職者になりたい夢を募らせ、
遂には、受験勉強に耐える事を約束し父を説得!
なんだかんだ大変な勉学の期間を経て…(雑!笑)
その大きな熱意を認められ、
ベルギーの炭鉱地帯のある地域で、
伝道師仮免許生活を行う様に進んで行くんですね。
彼は貧しい人々に説教を行い、
病人怪我人に献身的に尽くすと共に、
自分自身も着る物もみすぼらしくなる様な
貧しい鉱夫らと同じ様な生活になって行った様です。
この時ゴッホは、過酷な労働条件等で労働者が死に、
抑圧され、労働争議が起こる炭鉱の町において、
社会的不正義に憤るよりも、
中世の最高の信心書と言われた
『キリストに倣いて』からの教え、
”苦しみの中に神の癒しを見出すこと”
…を、説くのですが、
なんとも人々の理解を得る事は難しく( ;∀;)
ついには教会の伝導委員会も、
ゴッホの常軌を逸した行動を
”伝道師の威厳を損なうもの”として否定!(/ω\)
ゴッホはその警告に従う事を拒絶すると、
伝道師の仮免許と俸給は打ち切られてしまったのだとか。。
そんなこんなの時代を経て1880年、
画家を始めるには決して早い歳ではない、
27歳から本格的に絵を描くことを決意した訳です(´-`)
今回のゴッホ展では油彩の展示に移るまで、
約20点もの素描(鉛筆画の様な練習画)が飾られており、
その徹底した生真面目さや、
当日憧れの存在だったミレーの特徴的な"農民画"に
ならって、沢山の農民画を残していたんですね。
数々の素描での練習を経て、念願叶って、
油彩画のゴッホバージョン《種をまく人》
を描いたのは、始めてから8年後の1888年!
この素描を沢山見た後に飾られていた作品を観ると、
感動もひとしお!!(;▽;)✨
始めの憧れからゴッホらしいタッチと色使いで、
最終的に纏め上げられた作品は、
堂々と、且つ力強さを現しておりました🌾🌞✨
そんな中、ゴッホの最初の本格的な作品と言われる
《ジャガイモを食べる人々》であり、
彼自身とても満足していたそうなのだが、
その時彼の弟や周囲からは理解を得られず、
友人からは人物と手の関係等様々な批判を受け、
その後ゴッホも強い反論!💥
2人はその後絶交に至った。---
…なんて、エピソードがサラッと解説に書かれており、
ゴッホの気性の荒らさや、理解されない芸術家の苦難が、
所々で垣間みられる訳です。<(_ _)>
その後も人間関係やらなんやら色々あるのですが、
最終的にゴーギャンとの共同生活でも意見が合わないと、
ゴーギャン自身が残した手紙にも書き記されてあり、
その後の耳切り事件、
…からの、自ら胸を拳銃で…💥🔫(/ω\)
という最後に進んで行くのです。
また、彼は子供の頃から癇癪持ちで
家族を困らせていたそうですから、
それだけ感性が強かった…という事でしょうか。
②ヘレーネの感性
はい、という訳でゴッホの生前は、
なかなか作品が人々に理解されるのが難しく、
あまり売れる前に生涯を終えてしまったのですが、
冒頭で書いた様に、ゴッホが世の中で有名になる前に、
彼の作品に心を惹かれ、絵画コレクションを始めたのが、
ヘレーネ・クレラー=ミュラー
いくら旦那様が実業家で、
経済的に裕福であっても、
世間では評価されていない画家の作品を、
惜しみなく爆買いして行く行動は、
日本人にありがちな、
"人の目を気にする"感性とは
全く違うものであり、
しっかり自分の意見を持ち、
それをより良く活かす
素敵な才に溢れていたのだなぁと
感じました(´ー`)
個人的に面白かったエピソードが、
旦那様からの結婚25回目の
贈り物になった絵画のタイトルが…、
《悲しむ老人(「永遠の門にて」)》
だった訳で、
これを貰ったヘレーネは、
「私の事をよく分かっている!!(*´▽`*)✨」
…と、大喜びだったそうです。
その作品が、コチラ…★
↓ ↓ ↓
(資料:ゴッホ展響あう魂ヘレーネとフィンセント パンフレットより)
なかなかのご趣味ですよね!( ゚∀ ゚)
大富豪の奥様が喜ぶ絵画、と考えると…、
キラキラした女性的な美しさ…✨
と、想像するのではないかと思いますが、
ヘレーネが大喜びだったのは、
《悲しむ老人》
…って!!ヽ(‘ ∇‘ )ノ
でもね、
ゴッホがその時モデルとして
重きを置いていたのは、
農民達のありのままの姿や、
人間の情緒的な表情、
歳を重ねた人の年輪の様な皺、
そして…、
あえて”美しくない人をモデルにした”
な~んて、
解説に残されてありましたので、
ヘレーネの目の付けどころは、
ゴッホが力を入れていた所と
一致していたという訳なのです(*゚▽゚)ノ✨
③ゴッホの使う色
今回のゴッホ展の看板に使用されていた、
《糸杉》や、《黄色い家》、《星月夜》
《夜のカフェテラス》、《アルルの寝室》…etc.
キネシオロジー(心と体のバランス調整)を学んでいると、
ゴッホらしい絵画のよく使われている色に気付くと、
五行思想を思うんですね(・_・)
(※東洋医学の自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説の事。
この、5種類の元素は「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、
循環する」という考えの元成り立っている考えです。)
(資料:タッチフォーヘルス)
ゴッホの色彩に関しての特徴的な事は、
補色による色の引き立て効果によって
パッと目を引く力強さがありますよね。
特に私が気になった事が、
先程上げた作品で共通の特徴的なカラーが、
青と黄色
資料で上げた図は、五行と12経絡の
色、感情、声を表した図な訳ですが、
ゴッホがよく使うなと、感じた色を考えると…
青→腎,膀胱経→感情: 恐怖、不安
黄色→胃,脾経→感情: 共感、同情
‥と、いう事で、
ゴッホの絵画の模索時代は様々な
有名画家の作風や技法を真似たりしておりましたが、
後半のゴッホらしいタッチや色使いが
現れている作品では、
この2色がメインになる事が多いんですよね。
自分の気持ちを分かって貰いたい、
自分の作品の価値を解ってもらいたい、
自分が良いと思う事を共感してもらいたい、
けれど、
父や、友人や同業者、様々な関わって来た人々に、
共感してもらえなくてぶつかった事も多々あった。
ここからは、一度イラスト関係の仕事を
目指した者としての想像ですが、
自分では、良いと思って作品に力を入れて描き上げても、
解って貰えない、認められない、評価されない…
(現代だったらSNSに投稿しても、
思ってる程『いいね』されない…なんて事も(´-`))
これって、絵を描く事を本気でやった事が
ある人は分かると思うのですが、
結構心が萎えるんですよね〜( ;∀;)
それが、
↓ ↓ ↓
自分はやっぱりダメなんじゃないか…、
将来認められる事なんてあるんだろうか…、
…生きていても価値の無い人間なんじゃないか…
と、どネガティブな思考に、
なって行ったりするのですよ🌀
この色の関係は、
そんな対応する感情が多い時に落ち着く色、
欲する色であり、
無意識的に選ぶ、
心の回復に必要な色だったりするんですよね。
ということで、
正に、数々の作品を観ながら、
ゴッホの心情を現すカラーだなぁと感じた訳なのです。
さて、展示コーナーが終わると、
お土産コーナーが賑わっており、
商売上手だなぁと思いつつも、
せっかく来たし何か買おう!!(*´∀`)💖
…と、まんまと開催者達の思う壷(笑)
色々迷って購入したのは…♪
左上から、《黄色い家》卓上ミニサイズ✨
《ひまわり》モチーフの青山デカーボオリジナル、
低糖質 ビューティショコラ💖(←これズルいですよね笑)
《ひまわり》モチーフの可愛いマスキングテープ🌻♪
《黄色い家》は、解説に"あの作品を仕上げるのは
なかなか大変だった"…と、弟に手紙を残していた事が
印象的でしたし、家に飾るにもちょうど良いかなと(*´∀`)
2つ目のお菓子は、また缶も可愛いし、
低糖質小麦不使用かで女性の心を擽る上手い商品!(笑)
オレンジピールが効いてて美味しかったですよ😂
マスキングテープ🌻は可愛かったので、
何となくノリで買ってしまいました~( ̄∀ ̄)♪
はい!
という事で、思ったより大分纏めるまで
長くなってしまいましたが(笑)
最後まで読んで下さった優しい皆さま!
今回も有難うございました!!☺️💖
ゴッホ展は12/12(月)迄開催されているそうですので、
ご興味のある方は、是非行ってみて下さいね♪
それでは今回はこの辺で!☆。.:*・゜
キネシオロジー 初回80分 | ¥8.000(税込) |
キネシオロジー 再来の方60分 | ¥6.000(税込) |
カフェキネシ 10分 | ¥1.000(税込) |
+カフェキネシ 10分 (他メニューとセットの方) |
¥700(税込) |
カフェキネシⅠ講座 *アロマセット込み *アロマセットなし |
受講料 ¥27.500(税込) ¥11.000(税込) |
カフェキネシⅢ講座 *アロマセット込み *アロマセットなし |
受講料 ¥33.000(税込) ¥11.000(税込) |